SDGsアウトサイドインビジネスゲーム・体験会 in 仙台

5月下旬、仙台商工会議所で開催された「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム・体験会」に参加しました。
(主催:株式会社オークジャパン 運営:alterna、株式会社プロジェクト デザイン)

2015年、国連サミットで加盟国193か国によって採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は2030年までに“こうあるべき世界”を描き、世界を変えるための17の目標が掲げられています。

注)SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標。

これらは、特に日本において「海外のこと」「大企業が取り組むこと」として受け入れられがちのようですが、目標の実現のためには先進国も途上国も関係なく、また、その規模に関わらずスピーディーな決定がしやすく、組織的に活動できる“企業”にこそ、社会をけん引する力がある、と期待されているもよう。

今回体験した「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」は、

第1弾 “SDGsを理解する”

第2弾 “行政や地域が活用するSDGs” の2種類のリリースを経て、

いよいよ“企業セクター版”が完成したところで、このモデル化された手法を使ってどんな業種業態の企業においてもロールプレイング形式の研修が行えるようにしたもの。

このビジネスゲームはこの日、全国に先駆け仙台で初披露となり、今後他の地域に紹介されていくことになります。

会場では一般企業・NPO法人・大学等々から30名程の参加があり、主催者挨拶と株式会社オルタナ代表 / alterna編集長 森摂氏の講演の後、カードゲームを開発したプロジェクト デザイン代表の福井 信英氏からルール説明等があり、受付時に指定されたグループでゲーム体験となりました。

ゲームルールの理解、作戦立て、計画の実行、グループメンバーとのコミュニケーションなど、参加にあたっては個人個人が主体的な姿勢を求められる研修といえます。

通常社内研修などで実施される座学研修とは違い必然的に参加型になるため、気づきの多い研修手法の一つになりそうです。

ゲーム後のまとめにおいて、持続可能な世界を目指すため企業が考えることとは「何ができるのか?」よりも「何がしたいのか?」であること。

また「一人の100歩では解決できない。100人の一歩が必要である。」という言葉が心に残りました。

仙台で「SDGsアウトサイド・イン ビジネスゲーム」体験会

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